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はねまんのぶっ箱騒動について個人的な見解を述べてみる

まともに記事を書くのは久しぶりかもしれない。
とにもかくにもお久しぶり。最後はもうちょっと待ってね。

で、今回はぶっ箱を巡るはねまん騒動について書きます。
ぶっ箱って何?って人のために、あらかじめ概要を書いとくと、
はねまんという遊戯王の海外通販ショップが企画した、福袋(通称ぶっ箱)と、
ランダムパックGO!というランダム5パックセットを巡る、騒動です。
いろいろな方面の方から、はねまんについての意見を頂き、
これは書くしかないな、と思いました。
僕も購入しましたが、まだ開けていないので、私怨はありません。

まず今回の争点は、
1、ぶっ箱の中身
2、ぶっ箱、ランダムパックGO!の中身の追加、変更

の2つが主立ったものですよね。
2に関してはOTKOがツイッターで実際にはねまんに凸してみました。
本当は、あまりこのような行動は取りたくなかったのですが、
開封動画をあげている身として、勝手な責任感を感じてしまったのと、
はねまんの今回の対応に理不尽さを覚えたので、してしまいました。
以下に、少し長くなりますが、載せておきます。
なお、「誠意ある対応」は、はねまんがその前のツイートで、
「誠意ある対応して下さい。そうしなければ掲示板に書きます。他の人に言いふらします。ともメールがきております。
誠意ある対応とはどの様な対応なのかもヒントを頂ければ助かります。」
と書いてあったので、皮肉的に書いたものです。
なお、文章は、一部修正していますが、本筋に影響はありませんので、よろしくお願いします。

OTKO:はじめまして。突然のリプライ申し訳ありません。いくつかお聞きしたいことがあるのですがよろしいでしょうか。

はねまん:はい、大丈夫ですよ。ご連絡くださいね。

O:ありがとうございます。少し長いので連続リプになりますがご容赦ください。昨日、ランダムパックGO!とぶっ箱の方を注文させて頂きました。当然ランダム要素の強いものであるのは承知しておりますので、中身について不満はあるにしろしょうがないものであると理解しています。
それは良いのですが、どうしてランダムパックはこの中から選びます、この商品は確定で入っています、と表示しておきながら「GLD4が足りません」「ランダムパックの中身を追加します」など、後付けで追加し、またそのことをブログやツイッターに書くだけ、という対処をしたのでしょうか。
普通、購入者全員に商品表示に誤りがあったことをメールで謝罪し、キャンセルするかどうか確認をとるのが誠意ある対応ではないでしょうか。はねまん様はこの件についてどのようにお考えですか?よろしければお返事お願いします。長文失礼しました。

は:ご連絡ありがとうございます。GLD4なのですが、未開封のGLD4を商品を作成・梱包している時に無いことに気が付きました。GLD4のパック済みの物はあったので、プレイマットが無い状態のものが4つ出来てしまう状況になってしまいました。
その状態でツイットしたところ、アドバイスをいただき、プレイマットの商品価値はそこまで高くないだろうという判断当たり箱を作ることを決めました。それはお客様は喜んで貰えるという考えのもの作ることを決定して、はねまん代表大野の考えで辺りを作りました。
大幅に商品価値が低いものを提供したとは考えていなかったため、メールで謝罪・キャンセルの確認など取る必要はないと考えておりました。こちらの考えはこのようなものとなりますので、何か他にご質問や疑問などありましたらご連絡下さい。

O:返信ありがとうございます。では、大野様は、「顧客を騙してもお金を払えばOK」というお考えで、GLD4についてくるプレイマットを目当てで購入された方は無視していいという見解で宜しいでしょうか?

は:GLD4の開封済みの方には手紙を付けました。その手紙の内容をご覧になってご連絡いただければ対応するつもりで手紙をつけております。顧客を騙してという点がいまいち理解できないのが、どの点が顧客を騙している部分にあたるのでしょうか?

O:失礼ですが、そちらの手紙の全文を掲載していただくことは可能でしょうか。内容がわからない限り判断しようがありません。また「顧客を騙して」と表現したのは、購入者に個別に連絡もとらず商品を追加したことについてです。
商品が到着するまでランダムパックの中身が追加されていたことに気づかなかった人は多いのではないでしょうか?そうした人々にとっては騙された、と思ってもしょうがないと思うのですが。

は:手紙の内容はWORDで作って、すぐに印刷をして添付しましたのでデータが残っておりません。判断とはどの様な判断をしたいのでしょうか?
ランダムパックGOのほうも、先程回答した通り、商品価値(販売価格ベース)で他のぱっくより価値があるものとして判断して付けたものでした。こちら側は騙したつもりではなく、良かれと思って選んだものとなります。配慮が足りなかったことは認めます。
商品価値や価格は変動するものとなっております。価格ベースでと記載している内容には、弊社ベースの基準となりますので、一般的なものではないという事を追記させておいて下さい。よろしくお願いします。

O:では大体で良いので、概要をお願いできますか?判断というのは、仮にそちらの対応が適切で、こちらの言い分が間違っていた場合は当然謝罪をしなければならないと考えているので、そのための判断です。
また、どのような価値であれ、善意であれ、企業としての説明責任を果たすことの方が大事だと思うのですが、それについてはどのようにお考えですか。

は:手紙の内容としては、「申し訳ありません。GLD4の未開封BOX予定が開封済みのものしか有りませんでした。その代わりとしてなのですが、少し多めに+αを入れておきました。」的な文章だったと思います。「文句があれば連絡下さいね」という一文は入っていないと思います。
こちらの考えとしては、GLD4が開封済みだったけど、中身豪華でむしろラッキー!ってなってくれることを想定して箱を作りましたので、文章に関してはそこまで重要としては考えておりませんでした。
また、仮にOTKOさんが担当だった場合は、どの様な対応をすればベストだったかアドバイスいただけますか?

O:では、「その手紙の内容をご覧になってご連絡いただければ対応するつもり」で手紙をつけているわけではないんですね?もしかして、最初から不満が出るはずないとお考えだったのでしょうか?
また、もし仮にこちらが担当であればまず、先ほども言いましたが商品に不備があった場合、すぐ購入者全員に連絡し、キャンセルするかどうか確認を取ります。これが最優先ではないですか?購入者に連絡しないまま、違う商品を送りつけて対応もしない、というのは明らかに間違っています。

は:そうですね。最初から不満が出ないぐらいの内容をつけて喜ばせようと思っていました。基本的にクレームなど連絡を受けた場合、全て返信しておりますので、そこで判断可能だと思っております。この考え方で大丈夫だと思っていますが、間違っていますか?
アドバイスありがとうございます。それに関しては配慮が足りませんでした。今後同じような状況に陥った場合は、周知するよう努めます。

O:クレームをつけることの出来る購入者ばかりだと考えるのが間違っています。結局泣き寝入りをしてしまう購入者も多くいます。クレームが起きてから対処する、ではなく「クレームが起こる前に対処する」のが企業としてのあり方ではないのですか?

は:おっしゃるとおりです。GLD4の方に関しては、クレームはないだろうという判断の元で対応しておりました。

O:了解しました。今後の改善を期待しています。

は:ありがとうございます。弊社としても、より一層配慮出来るよう努力いたします。


とのことでした。ぶっちゃけ了解していません。
この件に関しては、正直言ってはねまんが100%悪いです。
中身の変更や追加を知らせないというのは、商品を販売する企業としては、
最もしてはいけない行為です。
また、それを「善意」や「価値」で自己承認してしまうはねまんのやり方は、
完全に間違っているといって良いでしょうし、非難されて当然です。
また、このツイート中、一度も謝罪が出なかったのが気になります。
謝罪を要求するつもりもなかったですが、もし反省しているのであれば、
自然と謝罪の言葉も出る気がしますが。
また、ブログの方で後日謝罪していましたが、全くこのやりとりを生かせてないですね。
あれだけ「メールで購入者に連絡しろ」と言ったにもかかわらず、
何故謝罪までブログで行ったのか。理解に苦しみます。
以上のことを考慮に入れると今後も、このようなトラブルは尽きないだろうと予測されます。
赤字にした部分を、一度ごまかそうとしたのも気になりますけどね。

では、次に多くの方がはねまんブログのコメント欄で非難されている、
ぶっ箱の中身についてです。

はねまんに、基本セットの値段をどれくらいで見ているのか質問したところ、

定部分は、HA05 5000円、GLD4 2500円、LCGX 2500円と見積もっていました。
ただHA05は受け取った時の価格は5000円では見られないという判断のもと、
2000円~3000円程度の商品をつけるのが最低限かなと考えていましたよ。

と返信が来ましたので、大体こんな感じだったらしいです。
では、ここから個人的な意見を述べさせて頂きます。

これに関しては、あらかじめ予想はついていました。
僕も、ツイッターでぶっ箱「人柱」募集と購入を呼びかけたように、
写真を見た時点で完全にヤバいな、とは思ってましたし。
まぁ、あそこまで酷いものが来るとは思わなかったですけど。
正直言って、以前書いた福袋格付け記事の、はねまんの格付けは
2段階くらい下げたい気分ですね。ぶっちゃけ。
墓守セット(マリクストラクチャーの墓守部分だけ)とか、
顧客を舐め腐っているとしか思えないものもありましたしね。
買われた人が、はねまんに不信感を抱くのも当然です。
これは、はねまんが購入者の気持ちをないがしろにし、
「在庫処理って書いているから!」と開き直ったのが原因です。
これもはねまんが悪い。
コメント返信を見る限り、はねまんも少しは懲りたようですが、
根本的に変わるのは無理そうですね。

ですが。

それは、はねまんを徹底的に叩く根拠になり得るでしょうか。
答えは否だと思います。
はねまんの肩を持つわけではないですが、
「在庫処分」と書いてある以上、人気のないものが封入されるのは当然ですし、
「気分次第でつける」と書いてあるので、別にどれだけ入っていようと文句は言えません。
「食べると死ぬかもしれません」と書かれ売られている食材を食べて、死んでしまった場合、
売った人には勿論責任がありますが、食べた人に全く非がないのでしょうか?

たしかに、ぶっ箱は購入者を舐めています。馬鹿にしています。
ですが、それを買った購入者が馬鹿だったことは否定できません。
(俺があおって購入された方々には申し訳ないです、ごめんなさい)

マリク編デッキと書いているのに、誘惑がないのはおかしい!とも言われていますが、
「この中から入れます」と書いてあるだけで、全部入るとは書いていませんよね?
揚げ足取りに思われるかもしれませんが、すべて判断可能なことです。
そういった注意を怠ってしまった以上、なんらかの過失があるのではないでしょうか。
そもそも、1万円の商品に1万円の価値があるとは限りませんしね。

論外なのが、「誠意ある対応として購入者に何か送れ」というものです。
はっきりいいます。馬鹿です。
誠意ある対応を求めたいなら、誠意ある購入者になるべきです。

まぁ、今回のぶっ箱のおかげで不良債権を上手く処理できたはねまんが、
たかだか6万円程度の支出を拒む理由もよくわかりませんけどね。
事態が大きくなる前に、謝罪のメールとお詫びに何か送っておけば、
ここまで信用を失うことにもならなかったでしょうに。
目先の支出を嫌がったおかげで長い目で見れば何十万円も損すると思いますが、
それは僕が言うことでもないでしょう。

こんな感じでしょうか。長くなって申し訳ない。

結局、今回ははねまんの奢りと、購入者の期待しすぎが原因で起きた事態です。
はねまんは、猛反省して今後のあり方と、早急な事態の沈静化を考えるべきです。
また、購入者は、言い方は悪いですがはねまん程度の店に、
幻想を抱きすぎない方が良いですよ。今回の件で目が覚めた方もいるでしょうが。
「期待を裏切られた」からといって、あまり非難しすぎるのはよくないです。
なぜなら、非難されたショップは、今後期待させすぎないように、
企画物に対して消極的になってしまうからです。
僕は、福袋みたいな企画物が大好きですし、どんどんやってほしいです。
今回購入された方々も、福袋が好きだから購入されたのではないですか?
適度の批判は企業にとっても購入者にとってもプラスですが、やり過ぎは逆効果ですよ。

というわけで、そろそろ終わります。
ここまで書いて、僕の誕生日を迎えてしまいました。
カードショップの記事を書きながら迎えるというのも、なかなか切ないですね。
ではでは、この辺で。お疲れさまでした。

コメントや意見等あればお待ちしております。

ツイッターで読んだ泣ける話に影響を受けたので。5

その4の続きです


呆然と言うか、わけのわからない感じ。
悲しいでも、辛いでもなく、本当にただ訳がわからなかった。
で、大体10分後くらいに一気に感情が押し寄せてきた。

もし、あのとき田中をメンバーに選んでおけば、死ななかった。
自分が弱いから、顧問に逆らうのを恐れて、田中を殺してしまった。
そういう罪悪感と後悔で頭が割れそうだった。
何回も吐いて、泣いて、嗚咽を漏らした。
親はなにも言わなかったし、それがありがたかった。
通夜は欠席して、代わりにおかんが行った。
その日、俺はなおからのメールを初めて返さなかった。

翌日、田中の葬儀が行われた。
1年生全員と、生徒会執行部全員が出席した。
田中の両親は、生徒会のすぐそばにいたけれど、顔は見ないようにした。
三浦が、友人代表で弔文を読んだ。
正直、上の空で何を言ったかは、全く覚えていない。
ただ、田中が自分のせいで死んだことを、ひたすら心の中で責め続けた。
田中の命日は、5月19日だった。

結局、なおとのメールも、俺が止めたまま、1週間が過ぎた。
俺は、サイトにログインすらしなかった。
生徒会の活動はおろか、勉強すら上の空だった。
部活は、生徒会が忙しいことを理由に、2週間ほど休んだ。
大会一ヶ月前が近いのに、部長が部活にでないのはおかしい、と顧問に言われても、
従う気には、もうなれなかった。

2週間後の日曜日。部活は元から休みだったし、
生徒会活動もその日はなかった。
漫然と時間を過ごすのにすら疲れて、ぼんやりと時間を過ごしていた。
ふと、サイトにいっていないことを思い出して、
久しぶりにログインしてみた。
なおも、ログインしていたようで、俺のログインに気づくと、
すぐにメールを送ってきた。ほんとうに、すぐだった。

なお「OTKOくん、なにかあったの?」
俺「あー、うん、体調悪かったんだよ」

俺は、ごまかそうとした。

なお「大丈夫…?メール、返せなかったの?」
俺「ん、まぁね。入院とかしてたしさー」
なお「馬鹿!心配したんだから…それで、もう体調は大丈夫?」
俺「ん、今は元気だよ」
なお「私、OTKO君に会いたい。…無理かな?」

会いたくなかった。会ったら、駄目な気がしたから。
結局、2週間たっても俺は沈んだままだった。

俺「…うん、いいよ!」

でも、なおを悲しませるのはもっと嫌だったから、
結局OKしてしまった。

なおと会うのは、だいたい1ヶ月ぶりだった。

なお「OTKOくん、久しぶり!」
俺「ん、久しぶりー」

結局、いつも通り、手をつなぎながらぶらぶらするだけの簡単なデートをした。
別におかしいところはなかったし、うまく振る舞えていたと思う。
なおも普通だったし、いつもの二人だった。

でも、夕暮れ時、そろそろ帰るときになって、なおが泣き出した。

なお「……寂しかったんだよ…会いたかった!」
俺「だから病気だって…」
なお「じゃあなんで病気のことをなにも話してくれないの!?入院までしたって、
    そんな酷い病気なら、いってくれても良いでしょ!」

俺は、黙った。言うべきかどうかもわからなかったし、どういえばいいかもわからなかった。
なおは、不安そうな顔でこちらをみてくる。つないでた手は、自然と離れていた。

なお「他に好きな子が出来たんなら…」
俺「そんなことない!」
なお「じゃあなんで!?」
俺「後輩がさ…死んだんだよ。俺が、殺したみたいなもんなんだよ…!」
なお「…え?」

結局、言ってしまった。やっぱりガキだったから、我慢できなかった。
なおに浮気を疑われたのがショックだったし。
一度言ってしまったらもう止まらなくて、ため込んでいたことをなおに全部ぶちまけた。
後悔、悲しみ、苦しみ、自分が殺してしまった罪悪感、
他の奴らはもう普通に生活を送っているのに、自分だけが苦しんでいる不満。
いろんな言葉と涙が溢れて、とても醜かったと思う。
全部はき出して、もう一度なおの顔を見たとき、なおは泣いていた。
俺以上に目を真っ赤にして。

俺「ご、ごめ…なおをせめるつもりじゃ…」
なお「…辛かったね…苦しかったね…でも、OTKOくんは悪くないよ、ごめんね、きづいてあげられなくて」

そういって、なおは俺を抱きしめてくれた。
もう、俺は声も出せなかった。ただひたすら泣いた。
なおの服が涙で濡れるのなんて気にせず、公園でぼろぼろ泣いた。
お前は悪くない、そういってくれたのはなおが初めてで、
それが、あの頃の俺が一番求めていた言葉だったんだと思う。


翌日から、俺は部活と生徒会に復帰した。
生徒会で、千羽鶴を折ることに決めた。
せめて、俺だけは田中を忘れないように、何かの形に残したかったから。
部活動は、顧問に激怒されながらも、なんとか戻り、
最後の大会に向けて、ひたすら頑張ることにした。
そうすることが、田中へのせめてもの償いになるような気持ちがした。

なおのおかげで、俺は立ち直ることが出来た。
月並みだけど、本当に大事だった。
離れたくないし、ずっと一緒にいたい。
俺自身も幸せになりたいし、なおのことも、幸せにしてあげたい。
中学生だったけれど、中学生だったからなのかもしれないけど、
そんなことを意識し始めていた。

大会、一週間前の日曜日。
相変わらず、部活はなかった。
その日、俺となおはデートの約束をしていた。
待ち合わせ場所に行くと、いつもとおなじようになおがいて、
いつもと同じ笑顔で、出迎えてくれた。
周りには兄弟のように見えていたのかもしれない。
当時(今も小さいけど)俺は身長155cm近くしかなかったしね。
そして、いつものように手をつなぎ、歩いた。
遊戯王の話をした。なおは、当時としては珍しい女性デュエリストで、
一度だけ、一緒にカードショップに行ったことがあった。
俺は、そのときはやめていたけれど、昔使っていたカードは、
まだ家に残っていたし、ゲームは持っていたので、
ある程度、カードについての知識はあった。
なおは、XYZデッキ(エクシーズではない)が好きだったらしい。
なんかマニアックだな、ってのが感想だった。
他にもいろんな話をした。学校の話、塾の話、おでんの具材の話。
お互いに喋るのは好きだったから、話題が尽きることはなかった。

それから、時間はたって、夕方。
いつものように駅前で手を振って、帰った。
抱きしめられたのは、あのときの1度きりだし、キスもまだしていなかった。
中学を卒業するまでにはしたいな、なんてぼんやりと思っていた。

帰宅してから、PCをつけ、メールを確認した。
なおからは、メールが来ていなかったので、
珍しいな、と思いながらも、俺からメールを送った。
なおから、その日メールが帰ってくることはなかった。

(続く)

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お知らせ


「ツイッターで読んだ話に~」は金曜に書きます。
ちょっと長くなるっぽいので。金曜日で最後なんでもう少し待っててもらえると助かります。

ツイッターで読んだ泣ける話に影響を受けたので。4

その3からの続きです。

4月の後半、俺となおは初めて県外に遊びに行くことになった。
なおが運転する車で、大体3時間かけて博多まで行った。
車内にかけられていたCDは、Judy&Maryと、ポルノグラフィティの曲が交互に入っていて、
そんな気配りが本当に嬉しかった。
その日は、なおの買い物をメインに回った。
途中、なおに服を選んで欲しいと言われて、
正直女性物の服なんて全然わからなかったから、マネキンが着ていた黄色のスカートを選んだ。
凄く適当に選んだんだけど、なおはそれを購入した。
後から、もっと真面目に選べばよかったと後悔したね。
博多ラーメンの有名な店(名前忘れた)でお昼ご飯を食べて、
今度は小倉に移動した。
小倉では、今度は主に俺の服を中心に見に行った。
お年玉の残りと、「友だちと服を買いに行くから」と頼み込んで親から貰った5000円で買えるものを探した。
なおは、「買ってあげる」と言ったけれど、男としてのプライドなんかもあって、
自分で買うと言い通して、結局なおが折れた。
なおが選んでくれた服は、オレンジのコートで、俺が選んだなおのスカートの色と、よく似ていた。
値段も、冬物セールだったため手頃だったので、それと、あとはえんじ色のズボンを買った。

なお「そのコート着るのは、来年かな?」
俺「んー、せっかくだし、今から着ようかな」
なお「あはは、流石にちょっと暑いよ、我慢しなよ」

俺も、なおも服を選ぶのに時間がかかる人間だったので、
二人の買い物を済ませたときにはもう夕方だった。
最後に、少し高めのアクセサリーショップに行った。

なお「OTKOくん、どれがいい?」
OTKO「いや、いいよ、いつもお金払って貰ってばかりだし」
なお「今日の記念に、OTKOくんに買ってあげたいの」
OTKO「でもさ、なんかかっこわるいじゃん」
なお「いいの、ほら、どれにする?」

今度は俺が折れる番だった。
どれも近所のスーパーの衣料品コーナーにおいてあるちゃちなアクセサリーとは、
精巧さも、値段も段違いだった。
結局、ふたりで「せーの」で指さして、決めた結果、お互い同じアクセサリーを指していたので、
それを買うことになった。
俺も、なおになにかかってあげたかったけれど、もう財布にはほとんどお金がなかった。

俺「ごめん、俺はなおに何も買えないや…」
なお「しょうがないよ、私の誕生日、11月だからそのときに、期待してるから」
俺「絶対買う!何がいい!」
なお「んー、指輪とか?」
俺「任せて!」

なおは、あのとき冗談で言ったんだと思う。
でも、俺は本気で指輪を買う気で、家に帰ってからすぐPCで指輪を検索して、
ネットショップで、ペアの指輪を発見した。値段も手頃だったから、
これを買おうと、決心した。誕生日の7ヶ月も前に。

ちなみに、なおに買って貰ったクロスのネックレスは、その場でつけてもらった。
その冷たさが首元をかすめて、照れくさくて、むずがゆかった。
なおがくれた初めての贈り物だった。

翌日から、ネックレスを学校の登校鞄に忍ばせて、お守りにした。
なおと会うとき以外つけることはなかったけれど、ほとんど肌身離さず持ち歩いた。
次になおと会ったとき、なおはオレンジのスカートをはいていた。
なんだか、凄く感激したのを覚えてる。

本当に、幸せだった。
メールをかかさない日はなかった。
二人の関係は、より親密になっていっていたとおもうし、これからもそうなるはずだった。

5月、部活もあと約2ヶ月となって、大会も残すところ2回となった。
三浦(仮名)と横井(仮名)と田中の3人が、一年生の中では突出して上手かった。
その日、俺は顧問の先生と、大会のメンバーを決めていた。
俺は3年生と、横井の6人をスタメンにし、三浦と横井を控え、そして1年生の中で元気な奴4人を
盛り上げ係としてベンチにいれるつもりだった。
しかし、顧問は田中の態度をあまり好ましく思っていなかった。
田中は、人よりおとなしく、控え目な性格で、声も小さかったので、
熱血指導の顧問にとっては、田中は扱いにくい性格だったと思う。
そこで、顧問は田中への指導の意味も込めて、あえてベンチから外すことを提案した。
「ベンチに入れなければ田中も悔しくて、練習に精を出すだろう」という考えだったはずだ。
俺は、迷いながらも、顧問の機嫌を損ねることを恐れた。
それに、田中がもっと元気にプレーすれば、県体予選で優勝も狙えると思った。
俺たちのチームは、準優勝ばかりで、これまで一度も優勝したことがなかったからだ。
そして、俺は顧問の提案を受け、田中をベンチから外した。
その理由は、ちゃんと田中にも伝え、これからの奮起を期待している、と言った。
田中は、曖昧にうなずいた。

ベンチ入りしないメンバーは、試合の日は9時から自主練となっていた。
試合組が、7時に学校を出発した。そこに田中はいない。
田中は、8時半に学校へ向かうために家を出た。
田中の通学路の線路に、踏切はなかった。

その夜、試合から帰った俺は、田中が学校に向かう途中、
電車にひかれ、即死したという事実を親から知らされた。

(続く)

ツイッターで読んだ泣ける話に影響を受けたので。3

その2からの続きです。

結局、その日はメールを送り返すことが出来なかった。
突然すぎて何が何だかわからなかったし、女性に告白されるの自体、
2回目(しかも1回目は昔付き合っていた女の子に「よりを戻そう」といわれただけ)だったから、
経験値が圧倒的に足りなかった。その日はHPも足りてなかった。
次の日、当時仲のよかった女の子に、告白されたことを相談してみた。
もちろん、年齢だとか、出会いだとかは伏せて。
だけど、結局何も得られず、夜になっても昨日のメールを見返して一人で悶々としていると、
なおから電話がかかってきた。おかんが取ったのを2回の子機で引き継いだ。

なお「あ、もしもし、OTKOくん…」
俺「あ、もしもし」
なお「昨日はいきなりあんなメール送ってごめんね!」
俺「あー、うん、あれって本気なん?」
なお「う、うん、まぁ一応」
俺「あー、うん、あー」

正直なんて言えばいいのかわからなかった。
好きなのかどうかも。実際に出会ったのは1日だったし。
そもそもまだ冗談かもしれないって疑ってた。
自分の顔に一目惚れする要素なんてどこにもないし、
結局したことって牛丼食べに行ってゲームしただけだしね。

なお「なんだか私もよくわからないけど、でもOTKOくんがいいなあって思った。
   今日会ってみて、年の差はあるけど一緒にいて楽しいし、見てておもしろいし。
   もう一度言うね。好きです、付き合ってくれませんか」

流石に、断れなかった。なおのことは友人としては大好きだったし、
女性として、どうかはよくわからなかったけれど、たぶん気になってた。
ここまで真剣に好意を寄せられたのは初めてだったから、
精一杯答えてみようと思った、ガキなりにね。

俺「あー、うん。俺も好きだよ。こちらこそよろしくお願いします」
なお「ほんと?」
俺「うん」
なお「そっか、ありがとう。えっと、なんか恥ずかしいけど、これからよろしくね」
俺「うん、俺もめっちゃ照れる。こっちもよろしく。」

そうして、俺たちは付き合うことになった。
出会って1日、年の差10歳という、なんだか奇妙なカップルだった。
一応ネットでは、仲の良い友人達につきあい始めたことを言って、祝福して貰った。
ただ、リアルでは誰にも言わなかった。

部活はバレーボールでキャプテンをやっていたけれど、
幸運なことに、顧問の意向で日曜日は試合がない日は完全に休みだったから、
1週間に1度はなおに会いに行くことが出来た。
俺はその頃中学生で、お小遣いは月1000円という額だったから、
電車代や食事代は、ほとんどなおに出して貰うことになった。
かっこわるいと思ったけれど、それで会いに行けない方が嫌な気がした。
ただ、いつか返そうと思ってなおが払ったお金をいちいちメモして、
家の作詞帳(当時作詞にはまっていた)に記入していたけど。

それから、会えば会うほど、なおのことを好きになっていった。
なおは、俺を中学生ではなく、一人の男として扱ってくれていたと思う。
俺にとっては、なおは姉のような感じだった。
本当の姉貴とは凄く仲が悪かったから、余計に甘えた。
生徒会での悩みを相談すると、いつも真剣に考え、一緒に悩んでくれた。
彼女であり、姉であり、親友であり、本当にかけがえのない存在だった。

4月になり、部活も新入生が入ってきた。
3年生5人、2年生1人というがけっぷち(バレーボールは6人競技)だったから、
勧誘を死ぬほどやった。なおにも勧誘のアドバイスを出して貰い、
生徒会長という力を存分に用いたおかげで、16人の新入生を奪い取った。
その中に、田中(仮名)という奴がいた。
新入生の中では一番身長が高く、即レギュラー候補の一人だった。
生徒会も、最初はばらばらで、やりたい放題だったメンバーも、
新入生の加入により責任感も生まれ、まとまりが出てきた。
なにより、なおのおかげで、俺の心にこれまでなかった余裕が生まれてきた。
俺は、幸せだった。なおも、幸せだった、と思う。

(続く)
プロフィール

OTKO

Author:OTKO
どうも、ニコニコ動画、youtubeで遊戯王開封動画をあげてます。

遊戯王 米版開封動画は伊達じゃない!!

youtubeID→yugiotko ニコニコID→OTKO
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